2015年12月13日日曜日

(山田修コラム)東芝の第三者委、意図的に巨額減損を見過ごした疑い 経営陣を無罪放免(続き 2)

無能力経営コンサルタントの山田修Jr.です。


引き続き、私の無能力さをご覧ください。




東芝の第三者委、意図的に巨額減損を見過ごした疑い 経営陣を無罪放免(4)
http://yamadaosamu.blogspot.jp/2015/12/blog-post_5.html


以下、引用。



東芝によるこの提訴により、その個人株主が現経営陣を含んだ訴訟を起こすことを防ぐこととなった。また、「5人に対して3億円」というのも大企業の元役員に対してはまことに少額で、前述した「兆という資産価値の滅失」に対して甚だバランスが取れないものだ。
ムラ社会のかばい合い



まず、修Jr.の「兆単位の資産価値を滅失させた」という主張がそもそも間違っている。価値が下がったのではなく、株価が下がったのである。株の価値と株の株価とは別次元のものである(例えば、100円の原価でつくったレモネードを130円で売る場合と150円で売る場合は、値段は違うがレモネードの価値は同じである)。株式市場のことを理解していない経営コンサルタントが口出しをするから火傷をするのだ。

そして、東芝そのものにそのような価値は元々ないし、少なくとも東芝自体から見ても、同社の損益並びに資産において、旧経営陣は、株価の下落分の資産価値の滅失などなんらさせていない。よって、「兆レベルの資産価値の滅失だから現経営陣が3億円しか損害賠償請求をしないのはバランスがとれていない」とディスるのは不適切である。

仮にもその額が少ない理由としてあげるなら、証券取引等監視委員会が金融庁に73億7350万円の課徴金を納付するよう勧告しているので、こういった罰金などで東芝が実際に被った損失に対してでなければならない。株式価値の毀損は、東芝そのものには関係がなく、株主が被っていることなので、株式価値の滅失を前提に議論するなら、現経営陣が起こした今回の3億円の損害賠償請求に対してディスることに意味はない。仮に安いかどうかの議論をしたいなら、「株主」が起こす損害賠償請求裁判において「3億円が安いかどうか」ということが前提であれば話はわかる。

この辺り、経済・経営・法律の専門家は理解できると思うが、三流大学のMBAホルダーである山田修Jr.には理解できなかったのだろう。


「経営コンサルタント」の肩書が泣くなぁ…っていっても、自称だからねw

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